マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

販売価格: 2,090円(税込)

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生産性と創造性は、こうすれば高まる。1万超の日誌分析、669人のマネジャー調査…35年の研究で明らかになる新常識。私たちは、マネジメントを誤解してきたのかもしれない。  

ハーバード教授と心理学者がついに解明。
生産性と創造性は、こうすれば高まる。

小さなスタートアップから、広く名の知れた企業まで、
26チーム・238人に数か間リアルタイムの日誌調査を行った結果、
やりがいのある仕事が進捗するようマネジャーが支援すると、
メンバーの創造性や生産性、モチベーションや同僚性が最も高まる

という「進捗の法則」が明らかになった。

評価でもインセンティブでも明確な目標でもなく「進捗」?
自身の研究やマッキンゼーの調査などでも「進捗」という言葉は見当たらず、
ごく当たり前のことではないかと不安に思った著者は、改めて調査を実施。
だが評価や目標よりも「進捗」が大切だと答えた人は、わずか5%だった――。

1万超の日誌分析、669人のマネジャー調査…35年の研究で明らかになる新常識。
私たちは、マネジメントを誤解してきたのかもしれない。

これまで読んだ中で最高のビジネス書のひとつ。
ダニエル・ピンク(『ハイ・コンセプト』著者)

傑作。自分にとって最も重要なビジネス書かもしれない。
ロバート・サットン(スタンフォード大学教授)

微差の積み重ねこそが、「現場力」の本質だ。
遠藤功(ローランド・ベルガー会長)

「働く喜び」と「成果」を両立させる
シンプルだけど実践的なマネジメント法。
森本千賀子(リクルートエグゼクティブエージェント)

原題 The Progress Principle: Using Small Wins to Ignite Joy, Engagement, and Creativity at Work
※本書の下敷きとなった論文What Really Motivates Workersは、ハーバード・ビジネス・レビューNo.1 Breakthrough Ideaに選出。

[著者]
テレサ・アマビールTeresa Amabile)
ハーバード・ビジネススクール教授(エドセル・ブライアント・フォード記念講座)。ベンチャー経営学を担当。同スクールの研究ディレクター。
35年以上にわたり創造性、生産性、モチベーション、職場環境について調査し、その研究成果や理論をアップル、IDEO、P&G、ノバルティスなどの企業や、政府、教育の各組織に提供している。 全米ギフテッド教育協会E. Paul Torrance Award、リーダーシップ・クォータリーBest Paper Awardほか受賞歴多数。世界の経営思想家ランキング「Thinkers50」に3期連続で選出。TEDや世界経済フォーラムなどにも登壇。心理学博士(スタンフォード大学)。

スティーブン・クレイマー(Steven Kramer)
心理学者。リサーチャー。
組織内における主観的体験、成人発達論、乳幼児の知覚的・認知的発達などが専門。ハーバード・ビジネス・レビュー、アカデミー・オブ・マネジメント・ジャーナルほかに多数の論文を寄稿。アマビール教授とは長年にわたって共同研究を続けている。心理学博士(ヴァージニア大学)。

[監訳者]
中竹 竜二(なかたけ・りゅうじ)
(公財)日本ラグビーフットボール協会コーチングディレクター。株式会社TEAMBOX代表取締役。
早稲田大学人間科学部卒業後、レスタ―大学大学院社会学部修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督を務め、自律支援型の指導法で多くの実績を残す。「フォロワーシップ論」を展開した人のひとり。現在、日本ラグビー協会コーチングディレクター(初代)を務め、2016 年アジアラグビーチャンピオンシップにて日本代表ヘッドコーチ代行として指揮をとり優勝を果たす。2014年には株式会社TEAMBOX を設立。主な著書に『自分で動ける部下の育て方――期待マネジメント入門』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『部下を育てるリーダーのレトリック』(日経BP社)など。

[訳者]
樋口 武志(ひぐち・たけし)
1985年福岡生まれ。早稲田大学国際教養学部卒。2011年まで株式会社東北新社に勤務。現在、早稲田大学大学院在学中。訳書に『異文化理解力』(英治出版)、共訳書に『サリンジャー』(KADOKAWA)、『ぼくらの時代の本』(ボイジャー)、字幕翻訳に『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』など。
目次を見る序章 35年の研究から導き出した「マネジメントの新常識」
第1章 組織の最前線の風景から――世界的メーカーの破滅への道のり
第2章 インナーワークライフ――認識と感情とモチベーションの相互作用
第3章 インナーワークライフ効果――創造性と生産性が高まる
第4章 「進捗の法則」の発見――マネジャーにとって最も大切な仕事
第5章 進捗の法則――やりがいのある仕事が前に進むよう支援する
第6章 触媒ファクター――仕事がうまくいくよう支援する
第7章 栄養ファクター――人が気持ちよく働けるよう支援する
第8章 進捗チェックリスト――好循環を維持し、悪循環を断ち切る
終章 マネジャー自身のインナーワークライフ
付録 1万2000の日誌調査について

商品仕様

テレサ・アマビール、スティーブン・クレイマー
樋口武志
監修 中竹竜二[監訳]
サイズ・製本 四六判ハードカバー
発売日 2017/1/25
ISBN 9784862762405